2.入力結合器
10 MeV、100 mAのCW加速を目標とする入射ライナックでは、1空洞あたり、333 kWの高周波電力が必要となる。KEKBでの実績、周波数の違いを考慮し、トリスタンで開発されたものを小型化した入力カプラーを空洞1台について2台使用する。ここでも問題は高周波損失による発熱で冷却に工夫が必要である。熱負荷計算に従い短めの外導体に5 Kと80 Kのアンカーが取付けられている。製作された入力カプラーを図5に示す。テストスタンドでの試験準備はほぼ完了しており、時間が取れしだい大電力試験に取り掛かる。
3.クライオモジュール
クライオモジュールの概念設計(図6)はすでに完了しており、現在は高圧ガス保安法対応の詳細設計を行っている。2010 年度中には部品の製作を終え、2011 年からは組立てを開始する予定である。 |