(1)Originを起動し、「新規作成」の「プロジェクト」をクリックし、「インポート」の「ASCII」をクリッ
クして、データを読み込む。データは1列の数値列で512もしくは1024行程度でなければ
ならない。
(2)B(Y)削除。
(3)1,2行目を3行目と同じ数にする。代入してリターンを押さないと変わらないので注意。
(4)513もしくは1025行目以降を削除し、データ数を512か1024とする。FFTは、2のn乗のデ
ータ数に対してしかできない。
(5)A(X)を選択し(黒くなる)、「フォーマット」の「列」をクリックして、Y列として設定に変更し、
「OK」をクリック。
(6)「解析」の「FFT」をクリックして、「設定」の「抽出間隔」を8.00とし、「振幅の規格化」のペケ
印をとる。振幅の規格化をすると、縦軸の値が変わってしまう。
(7)「操作」を「フォワード」の「振幅」とし、「OK」をクリックする。
(8)スクリプトウィンドウを終了する。セーブしない。
(9)FFTプロットのウィンドウで、177ns(0.00565Hzに相当)にピークがあるのを確認。「ツール
アイコン」の「虫眼鏡」をクリックして、該当部分を四角で囲み、拡大して確認する。「虫眼鏡」
をダブルクリックすると元に戻る。
(10)FFTワークシートで、±0.00562Hz(r(Y)が大きい)のReal(Y)とImag(Y)を0に変更(0を代入
してリターンを押さないと変更できないので注意)。
(11)Real(Y)とImag(Y)列を選択する。表題部分が赤くなる。
(12)「解析」の「FFT」をクリックして、「設定」の「振幅の規格化」と「結果の移動」のペケ印をと
る。結果の移動にペケが付いていると、スペクトルの半分以降は、負の領域に書かれる。
(13)「操作」を「バックワード」の「振幅」とし、「OK」をクリックする。
(14)スクリプトウィンドウを終了する。セーブしない。
(15)IFFTプロットのウィンドウで、177ns成分がなくなっていることを確認。「ファイル」「印刷」
「OK」でプリントする(後でFFTによる誤差を評価する際には、プリントの必要がない)。
(16)「ファイル」「プロジェクトの新規保存」で、データ名を適当に変更して、プロジェクトを保存。
r(Y)がスペクトルである。
(17)r(Y)を選択し(表題部分が赤くなる)、「ASCIIのエクスポート」をクリックし、データ名を適当
に変更して、「保存」をクリックし、「選択部のエクスポート」にチェックを入れ、「OK」をクリッ
クする。
(18)(17)で保存したデータを開き、\ESPEPICO\WORK\内で数値データ部分を元のデータに
置き換える。
(19)エクセルでピーク強度を計算する(EICO解析.txt参照)。