*****誤差の解析(エクセルのみ使用)*****

(1)エクセルの「ファイル」「開く」で、FFTする前のデータを選択し、「カンマ、タブなどによって
  フィールドごとに区切られたデータ」「取り込み開始行20」「タブ」「標準」「完了」で読み込む。

(2)「ファイル」「開く」で、該当する*.dat(FFT後のデータ)を選択し、「カンマ、タブなどによって
  フィールドごとに区切られたデータ」「取り込み開始行2」「タブ」「標準」「完了」で読み込む。

(3)A列を選択し、「編集」「コピー」「ウィンドウ」「(1)のデータ」、B列を選択して「編集」「貼り付
  け」する。

(4)C1に、=A1-B1とする。

(5)C2以下データのあるところまで数式をコピーして計算する。

(6)E1にイオン名、E2に2*spcBと記入し、E3に=2*SUM(C**:C##)として計算する。ここで、**と
  ##は(EICO解析で既に求めているシグナル範囲+4)/8である。これは、元々のプログラムが
  そうなっているためである(EICO解析.TXT(3)参照)。シグナル範囲を求めるところで得られる
  データ行が、EICO解析の時に指定したシグナル範囲で選ばれたデータ行と、いつでも一致す
  ることが重要なので、そこの間違いがないかを再確認する。E3がFFT操作によって生じた誤
  差の二乗である。次のデータセットからは、E1-E3を該当個所にコピーするだけで計算してく
  れる。EICO解析プログラムで得られた誤差の二乗にこの値を足して平方根を取ると最終的な
  誤差が得られる。

(7)「ウィンドウ」「(2)の*.dat」「ファイル」「閉じる」で閉じる。

(8)(1)-(7)を繰り返す。

(9)CC解析*.xlnを開き、I1にFT誤差**2と記入し、(8)の値を「編集」「コピー」し、I2以下に「編集」
  「形式を選択して貼り付け」「値」とする。単なるコピーでは数式も同時にコピーするので、0と
  なるので注意。

(10)J1に全誤差と記入する。J2に=SQRT(H2*H2+I2)と記入しリターンを押すと、FFTによる誤差
   が追加された値がJ2に入る。数式をJ3以下データのあるところまでコピーする。

(11)最後にすべてのファイルを「ファイル」「名前を付けて保存」でエクセル形式でファイルを保存
   する。