利用開始時の留意事項

 

・課題番号

課題申請書の提出時に通知された受理番号と同じものが、採択後の課題番号となります。

課題番号は今後提出いただく書類等で必要になることがありますので、ご記録おきください。

 

・ビームタイムの配分

利用有効期間内であれば、年3回(4月‐6月、10月‐12月、および1月‐3月)の光源運転期間にビームタイムの配分を受け、実験することができます(各期毎に改めて課題申請する必要はありません)。
各光源運転期間にビームタイムの配分を受けるためには、事前に実験計画書を提出する必要があります。
この件に関しては、次項に記載の利用マニュアル第3項をご参照ください。

 

・利用マニュアル、共同利用者支援システム

実験開始までにやっていただく必要がある手続き、届け等を利用マニュアルに取りまとめてありますのでご覧ください。

実際の手続き、届け等は、共同利用者支援システム (以下、支援システム)経由で行っていただくことになります。

 

・ユーザー登録

先ず、利用マニュアル第1項に記載されている、支援システムへのユーザー登録をしてください。

ユーザー登録は年度単位ですので、年度をまたがる課題の場合、先ず受入期間を3月末日までとして登録し、4月以降の分は年度の変わり目の時期(3月~4月)に登録を更新していただくことになります。

 

・研究責任者、代理者の指定

研究責任者の方には、各種届けの提出等、やっていただかなければならないことがあります。

研究責任者の方が代理者を指定しておくと、研究責任者が行うべき手続き等を代理者が行うことができるようになります。

この代理者の指定は、支援システム上で研究責任者が行う処理のひとつとなっていますので、研究責任者としての登録をされてから、やっていただく必要があります。

 

・放射線作業従事承諾書(様式10号)

PFおよびPF-AR(放射線管理区域)で実験を行うためには、ご所属で放射線業務従事者として認定され、教育訓練、特別健康診断、および被曝管理がなされている必要があります。

標記承諾書は、ご所属の企業がその認定を証明し、PFおよびPF-ARでの放射線作業への従事を承諾する書類で、提出されていないと実験フロア(放射線管理区域)に入域することができません。
放射線業務従事者の登録には時間を要することがありますので、未登録でしたら至急アクションを開始してください。

ご所属に放射線取扱主任者がおられない等により放射線業務従事者の認定ができない場合、外部の業者に委託して認定してもらうことができます。詳しくは利用マニュアル第1項Step2をご覧ください。

研究グループに登録されている方であっても、放射線管理区域に立ち入って実験される可能性がない方は、放射線業務従事者としての認定は必要ありません。

 

・研究組織の変更

本課題の研究参加者(課題申請書の研究組織欄に記載されている方)を変更する場合は、文書により届けていただくことになっています。

変更の必要がある場合はご連絡ください(mailto:pfkyoyo@pfiqst.kek.jp)。

 

・研究打ち合わせ

必要に応じ、研究の進め方や得られた結果の検討等についてPF側スタッフと打ち合わせをし、情報の共有とアプローチの的確化を図りながら進めていただきたいと思います。

スタート時には、課題の進め方全般と具体的な実験の進め方について打ち合わせをさせていただきたいと思います。実験開始までの間でこちらにおいでいただくのにご都合のよい候補日時を複数ご提示ください。いただいた候補日時をもとに、こちらの関係者の日程調整をさせていただきます。

また各光源運転期間終了後には、その期に行った実験結果の検討とそれに基づく次回以降の実験の進め方について、打ち合わせをさせていただきたいと思います。

状況に応じ、メールや電話・ファックス等による情報交換や、テレビ会議等を利用していただいても結構です。

 

・成果発表等の報告と利用報告書

本課題の実施により得られた成果等をもとに学会・論文発表、特許出願等を行った場合、その概要を報告していただきます。

また、本課題の利用有効期間終了後は、2ヶ月以内をめどに、所定様式の利用報告書を提出していただきます

 

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