“試料・化学薬品等持ち込み・使用届”記入要領

1999年2月

高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所放射光研究施設

[提出期限]この届は、試料・薬品等の持ち込みの有無にかかわらず、実験課題・ビームタイム毎に、ビームタイム開始2週間前までに提出して下さい。未届けの場合は実験ができません。

[掲示]この届は実験ステーションに掲示されることになりましたので、丁寧に記入して下さい。

[対象]高エネルギー加速器研究機構キャンパスに持ち込まれる全てのもの(化学薬品、生物試料、溶媒、ガスを含む)が対象になります。持ち込みが全くない場合には、試料・薬品名の欄に“なし”と記入して下さい。

[特殊ガス]実験ホールは閉鎖された空間です。有害物質を排出することはできません。有害性のある物質で、現場処理・災害時の対策等が必要と思われるものについては、処理方法・安全対策等を添付して下さい。特に可燃性もしくは有害なガスならびに特殊材料ガスについては、特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用ガイドラインに従って、別様式の「特殊ガス使用届」を添付して下さい。

[補足説明]担当者の判断により、詳細な説明(書類)をお願いすることもあります。

 

[1.薬品持ち込み期間]持ち込みは、ビームタイムを超えない程度の短期に限られます。実際の持ち込み期間を記入して下さい。

[2.試料・薬品名]名前は略号等を避け、内容・成分が明らかであるように記述して下さい。可能であれば化学式を併記して下さい。

[3.形態及び数量]粉末、シート、ペレット、ガス、溶液等の区別と重量・容積を具体的に記入して下さい。特に気体の場合は、容積と圧力を明記して下さい。

[4.目的]試料、試料作成、洗浄などの目的を記入して下さい。

[5.薬品の性質]量あるいは形態(例えば密封されている)にかかわらず、該当欄にチェックして下さい。

[6.無害]明らかに人体や環境に無害であるものを指します。

[7.可燃性]発火性、引火性も含みます。また、消防法等で危険物に指定されている場合は、この欄に明記して下さい。

[8.毒性]急性毒性の他、皮膚や粘膜に対する刺激性のあるものを含みます。法令で毒物・劇物に指定されている場合は、この欄に明記して下さい。

[9.放射性]放射性核種を含むものを指します。

[10.その他]その他、注意すべき性質がある、法令等で規制されている物質である等の場合に記入して下さい。