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 【再開催にあたって】 終了しました

本研究会は,2011年3月11, 12日に予定されておりましたが,11日に発生した 東日本大震災によって中断を余儀なくされたものです。このたび,以下の通り再度開催の運びと なりましたので,多くの皆様のご参集をお待ちしております。

 【学生セッションのお知らせ】

今回の研究会では,一日目(14日)の夕方に「学生セッション」 として,学生の皆さんに短いプレゼンテーション(口頭)をして 頂く場を設ける予定です。このセッションで発表する大学院生 には,予算の範囲内で優先的に旅費のサポートを行います。申込み法ははこちら

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2011/10/14 小林ホールにて

 【開催主旨】

磁性薄膜・多層膜は,垂直磁気異方性や巨大磁気抵抗効果など,バルク磁性体にはない特長を示 すことから,いわゆるスピントロニクス材料としてはもちろん,基礎科学としての観点からも盛 んに研究されています。例えば強磁性体/絶縁体/強磁性体からなるトンネル磁気抵抗素子は,磁 気記録媒体の読み取りヘッドとしてその高密度化に大きく寄与するとともに,不揮発性磁気メモ リとしても実用化段階にあります。また,わずかな外場で多様な物性を示す強相関電子系物質 や,半導体であるがゆえにデバイスへとの相性の良い希薄磁性半導体にも注目が集まっていま す。一方,単純な金属を積層しただけの薄膜でさえも,異種金属間の界面における構造や磁気状 態はほとんど明らかになっておらず,垂直磁気異方性の起源についても未解明の部分が多く残さ れています。 本研究会は,表面敏感性や元素選択性などから,磁性薄膜の研究に適している軟X線 XMCDをはじ め,放射光はもちろん中性子などの多様なプローブを用いた薄膜・多層膜研究をご紹介いただく とともに,材料開発の立場からもご講演をいただき,最新の手法を用いたキャラクタリゼーショ ンの結果を新奇材料の創製へとつなげていく道筋を模索することを目的としています。

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2011/3/11小林ホールにて

会期:2011年10月14日(金)〜15日(土)

会場:KEK研究本館小林ホール

提案者: 雨宮健太(PF)

世話人:雨宮健太、酒巻真粧子、中尾裕則(PF)

 

 Last Update 11/15/2011