物質構造科学専攻 > 修了生の声

修了生の声

◆2016年度博士号取得修了生

原田 彩佳(課程博士)
修士生までは外部ユーザーとしてフォトンファクトリー(PF)の実験装置を使用していましたが、博士課程から縁あって物質構造科学専攻へ入学しました。博士課程では、タンパク質の構造決定のための新しい測定手法の開発等、内部生ならではできる最先端の研究に携わらせていただくことができました。また「広い視野を備えた物理科学研究者を育成するためのコース別大学院教育プログラム」を利用し、3ヶ月間の海外留学も経験させていただきました。成果が出ず悩んだこともありましたが先生方や研究室の皆様に支えられ無事博士号を取得することができました。この経験を糧にして、今後も研究を続けていきたいと思っています。

 

◆2015年度博士号取得修了生

藤崎 布美佳(課程博士)
物質構造科学専攻ではJ-PARCやフファクトリー(PF)の実験装置が比較的自由に利用できます。また、実験方法について装置担当者と密にディスカッションすることにより、望んだ形に近い測定をすることができました。博士論文の研究では、中性子と放射光を組み合わせた元素選択的な構造解析により研究対象としていた物質の詳細な構造解析を行うことができました。物質の物性に関わる研究だけでなく、中性子や放射光の実験装置についても学べたことは非常に貴重な経験でした。紆余曲折ありましたが、先生方の丁寧なご指導と、素晴らしい研究環境のおかげでなんとか博士号を取得することができました。今後はこの経験を生かし、研究を続けていきたいと思います。

 

三町 博子(論文博士)
ほんの2、3年前までは、まさか自分が博士の学位取得なんて、考えもしませんでした。けれども、高エネルギー加速器研究機構のフォトンファクトリー(PF)での共同研究をきっかけに、様々な研究機関や企業の方々と交流する中で多くの刺激を受け、チャレンジしようと思うようになりました。社会人の場合には、皆さん共通して会社の通常業務との並行に苦労すると思います。また、私の場合は博士論文の執筆そのものに関しても、企業用語と学術表現の違い、社内で当たり前の技術・現象・表現が場合によっては一般的ではないという認識のズレに頭を悩ませました。決して順風満帆な道のりではありませんでしたが、総研大の先生方のご指導、上司や同僚の理解、PFでの協働者の皆様のご協力に恵まれ、なんとかここに至りました。 今回の経験を自信にして、「博士」に恥じない仕事をしていきたいと思います。 (三井造船(株)技術開発本部)