M0’調整
・M0’は樋型の円筒鏡で、そのホルダーは上流側2本、下流側1本の脚に載せられている。
・3本脚の長さ(Z1=上流BL-12側, Z2=上流BL-10側, Z3=下流中央)を調整してやることにより、高さ(Y位置)、縦振り(pitch)、あおり(roll)を変えることができる。
・面内回転(yaw)については、チャンバーごと駆動する機構を備えている。
・4軸ともパルスモータで駆動され、その位置はLINEAR GAGE CONTROLで読みとることができる。
・BL-12メインハッチ脇に設置してあるパソコン(IBM Aptiva Music Vision)に制御プログラムControl M0'が用意されており、ゴニオ的な駆動走査(例えばpitchで3本脚の位置を送ること)が可能である。
・震度4以上の地震が発生すると、M0’の位置が微妙にずれて反射光が入射スリットS1を殆ど抜けなくなることがある。その場合、M0’の微調が必要である。
・M0’を駆動した後には、3本脚の位置(LINEAR GAGE CONTROLの値)をログブックに記録しておく(但し、停電時には値を失うので絶対値を信用することはできない)。
・軸が不用意に動くことがないよう、プログラムはEXITで終了しておく。
Last modified: Jan. 25, 2000