禾(のぎ)晃和氏が2006年度日本結晶学会進歩賞を受賞

2007年1月30日


 

 

放射光科学研究施設(PF)構造生物学研究センターに博士研究員として2001年4月から2002年5月まで在籍され、現在は大阪大学蛋白質研究所・助手の禾晃和氏が、2006年11月20-23日につくば国際会議場で開催されたアジア国際結晶学会 (AsCA 2006) /日本結晶学会2006年度年会の合同年会で日本結晶学会進歩賞を受賞されました。受賞題目は、「生体膜内とその近傍で機能するタンパク質の構造生物学」であり、その内容は京大、PF、留学先のMax-Planck研究所、阪大で行ってこられました、光合成に関わる膜蛋白質、細胞内輸送に関わる蛋白質、および脳神経の形成に関する蛋白質のX線結晶構造解析によるそれらの分子機構の解明についての寄与が評価されたものです。


月原冨武日本結晶学会会長より賞状を授与される禾氏。
(2006年11月21日AsCA'06/CrSJでの日本結晶学会総会にて)

 


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