PF施設長若槻壮市氏が2006年度日本結晶学会学術賞を受賞

2007年2月1日


 

 

放射光科学研究施設(PF)施設長の若槻壮市氏が、2006年11月20-23日につくば国際会議場で開催されたアジア国際結晶学会 (AsCA 2006)/日本結晶学会2006年度年会の合同年会で、日本結晶学会学術賞を受賞されました。受賞題目は、「放射光研究施設のビームライン整備と構造生物学研究センターにおける一連の研究」で、その内容はPFで行ってこられました最新ビームラインの開発と設置、ならびにPFにおける新しい構造生物学研究が高く評価されたものです。若槻氏は2001年に欧州放射光施設 (ESRF) より帰国し PF に着任された後、挿入光源ビームライン AR-NW12A, BL-5A, BL-17Aの開発と設置のリーダーシップをとられました。これらのビームラインは国内外の多くのタンパク質結晶学ユーザーから高く評価されています。また、構造生物学研究センターでの活動を通じ、インハウス研究として多くのインパクトある構造生物学研究成果を得ていることも評価されました。


月原冨武日本結晶学会会長より賞状を授与される若槻施設長。
(2006年11月21日AsCA'06/CrSJでの日本結晶学会総会にて)

 


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