会場となった阪大蛋白質研究所玄関前にて

実行委員一同

物構研トピックスに掲載されました（8/18）。

趣　旨

　結晶学は構造科学研究の柱であるにもかかわらず、研究分野の細分化や解析ツールの進化に伴いブラックボックス化しているところがあります。本トレーニングコースでは、「空間群や対称性と結晶構造の関係がピンとこない」、「構造解析の後にもう一歩議論を深めたい」と日頃お感じの方々に、結晶学と直結する対称性や群論の知識を学んでいただくことを目的とし、結晶学で重要な根本原理と幾何学との関係を軸に、講義と演習を繰り返しながら進行します。

　本コースは昨年度に2度開催され、大変ご好評をいただきました。第3回となる今回は、ご要望の多い関西圏で開催いたします。

主催・共催・協賛

　　主催：日本結晶学会、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所

　　共催：大阪大学 蛋白質研究所

　　協賛：中性子科学会、放射光学会、国際結晶学連合数理結晶学委員会、
　　　　　　日本化学会

日時・場所

　日時：2015年8月3日（月）〜7日（金）　


場所：大阪大学 蛋白質研究所　１階講堂
（大阪府吹田市山田丘3番2号）

参加資格

　参加資格は基礎行列代数学(行列式の計算ができるレベル) の知識があること。
研究歴や年齢は不問。

参加費

　参加費は無料です。
交通費、宿泊、食事にかかる費用は自己負担 となります。

　　※旅費の取得が困難な学生の方を対象に、物質構造科学研究所より
旅費の補助があります（詳細は参加申込ページ参照）。

参加申込開始・締切・定員

　参加申込開始：2015年6月15日(月）午前10時〜
※定員オーバーとなりましたので、申込を終了しました（6/15 14:16:00)。

　参加申込締め切り：2015年6月19日（金）15時

※応募多数の場合は締切前に募集を終了することもあります。
また、その際にはこちらで参加希望者の調整をさせて頂く場合があります。

　定員：約40名

講　師

　ネスポロ・マッシモ氏
（フランス・ロレーヌ大学結晶学教室教授、国際結晶学連合数理結晶学委員会
前委員長）　
講義は日本語で行われます。

実行委員

　奥部　　真樹 (東工大応セラ研)
　神山　　　 崇 (KEK物構研)
　五十嵐 教之 (KEK物構研)

世話人

　栗栖　　源嗣（阪大蛋白研）