[入射について]　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　(2009年10月14日　岸本)

PF2.5GeV マルチバンチ運転は2009年秋よりトップアップ連続入射運転（450mA維持）を
ユーザー運転とする（PF-ARリング入射時はPFリングへの入射が中断）。
2008年2月よりマルチバンチ連続入射テスト運転を実施。
2009年4月からはKEKBリングとの同時入射条件による連続入射テスト運転に移行した。
　　　・PF3GeVマルチバンチ運転は通常、初期蓄積電流200mA程度で１日１回　朝9:00の入射。
　　　・PFシングルバンチ運転の場合、2007年2月よりトップアップモードで50mAを維持する連続入射運転を実施。

2009年秋より50mAを維持する連続入射運転をユーザー運転として実施。
　　　・PF-ARリングについて、2003年第2期12月より1日2回定時入射を実施。

6.5GeV運転の場合、通常はシングルバンチ・モード、初期蓄積電流60mAで1日2回の入射。
2009年秋からのPFリングのトップアップ連続入射ユーザー運転実施に伴い入射時刻を8:30, 20:30とする。
　　　・2009年秋より光源マシンスタディは月曜日から木曜日に変更となった。

2007年1月9日のPF運転打ち合わせ

検討が提案された入射時刻変更案（PFの1日1回入射復帰を機にPF-ARの2回目の入射時刻を21時から22時に変更する）を受けて、
下のように表を書き換えた。
（その後、1月11日付のスケジュール小委員会小野委員長による了承したい旨のメールにより確認。）

別表１：　PF,PF-ARへの入射時刻　−PF　1日１回入射、PF-AR　1日2回入射運転時

別表２：PF,PF-ARへの入射時刻　−PF　1日１回入射、PF-AR　1日3回入射運転時

別表３：PF,PF-ARへの入射時刻　−PF　1日3回入射、PF-AR　1日2回入射運転時

別表４：PF,PF-ARへの入射時刻　−PF　1日2回入射、PF-AR　1日2回入射運転時

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PF, PF-AR及びKEKB入射時刻に関する申し合わせ
電子加速器スケジュール小委員会（2004年1月27日）


(1)　状況整理
(1-1) PF-ARは現在1日2回の定時入射を行っている。
　　　構造蛋白実験データ取得の時間パターン等を考慮すると定時入射は今後も重要である。
(1-2) PFはシフト単位のユーザーもあり、今後とも定時入射が重要である。
(1-3) KEKBは本年より連続入射モードを通常の入射方式とした。ハイレベルのルミノシティを維持するのに威力を発揮している。

(2) 入射時刻
(2-1) 入射時刻は既に定めた表に従う（別表）。通常運転形態はPF,PF-ARへは定時入射を行い、それ以外の時間、KEKBは連続入射を行う。
(2-2) PF,PF-AR入射時刻の変更を要する事態が生じた場合、および各加速器のスタディの場合、(1-1)に示す状況を踏まえ、
　　　各加速器の当番（KEKスタッフ）が協議して入射時刻を決定すること。
(2-3) PF-AR医学利用時には、臨床側の理由から必要に応じて数回のPF-AR入射が行われる場合がある。
　　　医学利用終了後の入射についてはKEKBと協議の上、時刻を決めること。

(3)　各加速器に不具合が生じた場合
(3-1) PFがビームダンプした場合、できるだけ速やかに再入射する。マルチバンチモードのときは
　　　再入射時刻が次回定時入射の6時間前以降であれば次回定時入射はスキップする。シングルバンチモードはその時間を2時間とする。
(3-2) PF-ARがビームダンプないしはライフ急落した場合、できるだけ速やかに再入射する。
　　　再入射時刻が次回定時入射の2時間前以降であれば、次回定時入射はスキップする。
(3-3) 上記(3-1)もしくは(3-2)の場合において、KEKBへの入射も不調の場合、
　　　KEKBが入射器を占有できる最長時間は2時間とする。
(3-4) PFおよびPF-ARが入射不調の場合、PF、PF-ARが入射器を占有できる最長時間は1時間とする。

(4)　その他
状況の変化等があれば、本委員会において再度協議する。

（別表）