有機薄膜の研究

担当者：間瀬一彦
2010年11月12日更新

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ビームライン、ステーションの選択

• 真空紫外軟X線を利用した有機薄膜研究用ビームライン、ステーション

• BL-13A



測定条件から見たビームライン、ステーションの特性

	試料の種類・形状	利用可能 エネルギー範囲	ビームサイズ （横×縦）	測定装置 （検出器等）	時間分解測定 （実用分解能）	その他条件
BL-13A	種類： 有機薄膜（蒸気圧が低いものに限る） 形状： 専用試料ホルダーを利用する。	30-1200 eV	（第１焦点位置） 約210 μm × 40 μm （第２焦点位置） 約630 μm × 120 μm	光電子分光装置 （Scienta、SES200） 軟X線吸収分光測定用MCP 試料加熱冷却機構 LEEDチェンバー 有機分子蒸着チェンバー	Core-hole clock分光の 時間分解能Δt〜数fs （内殻正孔の寿命程度）	最高エネルギー分解能での光量： 　10^11～10^9 光子/秒 最高エネルギー分解能（E/ΔE）： 　約10,000@hν= 402 eV 光エネルギーの安定性： 　±0.02 eV以下@hν= 244.4 eV 　 ビームライン全体の到達圧力： 　1 × 10^-8 Pa以下 　 炭素吸収端での光量の低下：　 　50%程度 　　 共同利用公開日：2010年1月19日

　　　　　　　　　　

代表的な装置 　○光電子分光装置（Scienta、SES200） 　○軟X線吸収分光測定用MCP 　○試料加熱冷却機構 　○LEEDチェンバー 　○有機分子蒸着チェンバー 代表的な実験例 　○軟X線吸収端微細構造（NEXAFS） 　○X線光電子分光（XPS） 　○角度分解光電子分光（ARPES） 　○光電子回折（PED） 　○軟X線定在波法（SXSW） 　○内殻空孔緩和分光（共鳴光電子分光）

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問い合わせ：フォトンファクトリー利用相談窓口