担当者: 組頭広志
5584(PHS:4917)
hiroshi.kumigashirakek.jp
BL-2A:表面・界面光電子分光実験ステーション: MUSASHI
Multiple Undulator beamline for Spectroscopic Analysis of Surface and HeteroInterface
新BL-2Aはタンデム配置の真空紫外光(VUV)と軟X線用(SX)のアンジュ レータと斜入射分光器を用いて、同一のポートでVUXモードで30-300 eV、SXモ ードで250-1500 eVの単色光を供給できる主に光電子分光法を用いた表面・界面研究のためのビームラインです。2015年度第1期より全エネルギー領域での最終調整を行い、2015年度第二期からの共同利用課題を募集する予定です。
BL-2B:広エネルギー帯域機能性材料解析ビームライン
新BL-2Bはタンデム配置の2台のアンジュレータと斜入射分光器および二結晶分 光器を用いて、同一のポートで30-4000 eV程度の単色光を供給できるように なる予定です。そのため、本ビームラインでは、広いエネルギー帯域の光を用 いた複合解析による物質・材料研究を強く推奨します。BL-2Bには上流側に日立製作所の専用ステーションが常設され(BL-2BH)、下流側のフリーポート (BL-2BF)において装置持ち込みによる共同利用実験が可能です。2015年度第 二期からの共同利用課題を募集する予定ですが、実際の共同利用実験については、立ち上げ・調整の進捗に応じて、段階的に開始する予定です。