BL-6B 巨大分子用実験ステーション

担当者:平木雅彦
内線5642(PHS4732)
masahiko.hiraki@kek.jp


1.概 要

本ステーションは筑波大学先端学際領域(TARA)によりタンパク質などの生体高分子の構造解析を行う実験ステーションとして1996年建設された。

 

2.性 能

BL-6Bの光学系は白金コートされた平板シリコンミラーとハッチ内に設置された分光結晶からなる。分光結晶はカメラ装置に組み込まれている。

光学系 取り込み角 : 1mrad
ミラー : Si単結晶(1000
Å白金コート)
ミラー見込角: 3mrad(cut-off 0.44Å)
分光器 : 回転傾斜集光型
波長範囲 0.9-1.8Å
ビームサイズ サンプル上流に通常0.2mm x 0.2mmのスリットを置き使用する。0.1mm x 0.1mmのスリットも利用可

 

図1 BL-6B配置図

 

3.利用可能なその他の装置

 

4.その他

ビームライン及び装置は筑波大学先端学際領域(TARA)坂部プロジェクトにより設置された。ビームタイムの半分は坂部プロジェクトにより使用され、半分は共同利用に供されている。


Last modified: 2005-09-26