間瀬一彦氏らが第29回真空技術賞を受賞

2004年9月27日


放射光科学第一研究系助教授の間瀬一彦さん,協力研究員(井上フェロー)の小林英一さんらが,「電子-イオンコインシデンス分光装置の開発」に関する業績により,第29回真空技術賞を受賞されることになりました。真空技術賞は真空技術の向上と発展に寄与した顕著な業績に対して日本真空協会が表彰するものです。表彰式は10月27日(水)の第45回真空に関する連合講演会初日に行なわれます。
受賞者は以下の9名です(敬称略,*はPFユーザー)。
 

 


間瀬一彦氏

間瀬一彦(KEK-PF)
小林英一(KEK-PF、井上科学振興財団)
漁 剛志*(広大院理、2000年4月-2002年10月KEK-PF特別利用研究員、現所属は広大ナノデバイス・システム研究セ)
森 正信*(千葉大工,現所属はトヨタ)
奥平幸司*(千葉大工)
田中健一郎*(広大院理)
上野信雄*(千葉大工)
吉田啓晃(広大院理)
長岡伸一*(愛媛大理)

 

受賞対象論文は以下の2報です。

小林英一,漁剛志,森正信,間瀬一彦,奥平幸司,田中健一郎,上野信雄,「極角分解ミニチュア飛行時間型イオン質量分析器の製作と評価,電子-イオンコインシデンス分光への応用」,真空 47 (2004) 14-21.

漁剛志,吉田啓晃, 下條竜夫,小林英一,間瀬一彦,長岡伸一,田中健一郎「高感度同軸対称鏡型電子エネルギー分析器の製作と評価,コインシデンス分光への応用」,真空 46 (2003) 377-384.

 

 


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