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2014年度PF・PF-AR運転時間の削減について
2014年2月7日
高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所
放射光科学研究施設
施設長 村上洋一
PFユーザーの皆様
フォトンファクトリーでは、3000人を超える登録ユーザーの皆さんが年間約800の有効実験課題に基づいて研究成果を上げるためには、少なくとも年間4000時間のユーザー・ビームタイムが重要な要件であると考え、年々厳しくなる予算事情にも関わらずその維持に努力して参りました。しかしながら、2012年度から2013年度は年間4000時間を割り込んで3500時間程度のユーザー・ビームタイムに留まり、2014年度では実験時間の確保がさらに難しい状況になりました。主な要因はフォトンファクトリーのプロジェクト経費の大幅減額と一般運営費交付金の不足です。2014年度にフォトンファクトリーに配分されるプロジェクト経費の内示額は今年度比で約13%(約3.5億円)の減額となり、これまでと同様な光熱水料(施設運転の電気代、ガス・水道代)を確保することが極めて困難な状況となっています。
これに加えて、震災以降の電気料金値上げや消費税増税が追い打ちをかけ、今年度比で25%程度の加速器運転時間縮小を余儀なくされる見込みです。ユーザー・ビームタイムでは年間約2700時間を想定しています。実際のスケジュールでは、2014年5-6月および10-12月にユーザー・ビームタイムの確保を行い、2014年4月および2015年1-3月のユーザー・ビームタイムは確保できない見込みです。以上、ユーザーの皆様に大変ご迷惑をお掛けしますが、どうか事情を御理解いただくようお願い申し上げます。
フォトンファクトリーは、2015年度の運転時間を少しでも回復すべく、プロジェクト経費の復活を目指して努力する所存です。この危機的状況に際して、ユーザーの皆様からぜひ声をあげていただき、運転時間復活に向けたご支援をよろしくお願いいたします。このユーザー運転時間の削減問題とPF将来計画に関しましては、3月19日に開催する第31回PFシンポジウムでも議論させていただく予定ですので、ユーザーの皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。
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