PF研究会「生体や環境研究に対するXAFSを中心とした 趣旨:XAFS法は、測定対象の物質について、物質中の特定原子種から見た局所的な構造に関する情報を与えるため、物質科学の重要な研究手法として発展してきた。XAFS法の大きな特徴として、原理的には試料の状態(気体/液体/固体や結晶/非晶質、結合の種類、等)に依らず測定可能で、その時、測定対象の原子種の周辺局所局所構造に関する予備知識が少なくても結果が得られることや、測定自体が元素検出の側面を持ち、特定の元素の有無を検出しつつ局所構造を測定できることなどがある。この様な特徴を生かして、近年XAFS法は生体や環境の研究に応用されるようになった。また、XAFS法以外でも放射光を用いた測定手法、研究手法は生体や環境の研究に大きく貢献している。本研究会では、まず放射光を用いた測定が生体や環境の研究にとってどの様なメリットを持ち、どの様に利用されているのかを明らかにする。さらに、放射光を用いた研究と連動して当該の分野で期待される研究の広がりについて、あるいは放射光が将来どのように利用される可能性があるのかを明らかにし、分野を横断する研究者との議論の中で新たな応用の可能性についても議論を行うことを目的とする。 会期:2010年7月2日(金)・3日(土) 会場:高エネルギー加速器研究機構 4号館2階輪講室1 (茨城県つくば市大穂1-1)(4号館の場所) 交通: 参加費:無料 提案者: 田渕雅夫(名古屋大学大学院工学研究科) 世話人:仁谷浩明(KEK-PF) hiroaki.nitani@kek.jp 参加申込み:下記の参加申込みフォームよりお申込みください。 要旨提出:講演者の方にはアブストラクトの提出をお願い致します。 プログラム: **KEKのデータベース「KISS」にプロシーディングスが掲載されています。**
2013-08-27 by |
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