担当者:五十嵐教之
2010年8月30日更新
· keyword: SAXS, WAXS , non-crystalline structure, dynamics
実験概要
ここに1段落目
2段落目
PFにはX線散乱や回折による生体試料、合成高分子試料や合金などの非晶質物質の低分解能構造や長周期構造の解析を目的としたX線小角散乱(SAXS)実験のためのステーションが3つ(BL-15A, 10C, 9C)あります。
目的とする実験が可能かどうかは、ビーム特性を別にすれば、装置の性能で決まります。実験内容を装置の特性、言い換えれば、装置の選択と関連づけて大別すると2つの測定形態になります。1つは、静的測定で、1次元位置敏感型検出器(PSPC)やイメージングプレート(IP)を使った精密SAXS測定による溶液中のタンパク質の静的構造解析が典型的な例です。もう1つは、高速の時分割測定で、1次元PSPCや2次元検出器II+CCDを使った筋収縮中の筋繊維の動的構造解析あるいは酵素反応の速度論的構造解析が代表例になります。
など多岐にわたっています。
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