HOMEトピックス一覧2010年のトピックス_2010.06.10

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前段加速超伝導空洞〜入力カプラーパワーテスト開始〜 

 KEK加古氏を中心に進めている前段加速超伝導空洞では、最終目標の100mAの電流を10MeVまで加速するためには、一つの入力カプラーから170kWのRFパワーを導入する必要がある。この入力パワーは極めて高く、その入力カプラーの開発は重要な開発項目である。加古氏のグループにより、その試作入力カプラーの製作が進められてきたが、いよいよ4月から昨年度福田グループを中心にしてPF電源棟で立ち上げられた300kWのクライストロンを用いて、パワーテストが開始された。写真はそのテストスタンドの様子である。すでに2012年度末の運転開始予定に想定される入力パワー17kWを超える20kWでのエージングは終了し、パルス的なエージングで100kWの入力パワーを断続的に投入するエージングを行った。今後、300kWクライストロンは本来設置されるべき東カウンタホールに移設することになるが、その移設後、クライストロン電源のテスト運転を行った後に再度入力カプラーのパワーテストを再開する予定である。
PF 電源棟で行われている前段加速空洞入力カプラーのパワーテスト
*ERL計画推進室報告 (2010年6月10日、機構会議)「前段加速空洞入力カプラーのパワーテスト」より転載

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