軟X線(< 4 keV)の利用について
2005年 7月 8日更新
[English]
PFには、軟X線領域でXAFSを測定することのできるビームラインが多数あります(
BL-9A
も2.1keV以上が利用できます)が、ここでは3つを紹介しています。各ステーションの詳しい紹介は、見出しのビームライン名のところからリンクされています。この他のラインについては、
PFホームページ内
からご覧下さい。
BL-11B
偏向電磁石を光源とし、真空2結晶分光器により、1.76 - 3.91 keVの利用が可能です。
Si, P, S, ClのEXAFS測定(電子収量法、蛍光法、透過法)を行うことができます。
BL-2A
軟X線アンジュレータを光源とし、真空2結晶分光器により、1.74 - 5 keVの高密度・高分解能軟X線を利用することができます。
光源がアンジュレータであるためEXAFS測定には不向きですが、XANESではBL-11Bよりも高分解能で測定することができます。
BL-11A
偏向電磁石を光源とし、斜入射回折格子分光器により、70 - 1900 eVの軟X線を利用することができます。
B, C, N, O, F, Ne, Na, Mg, AlのEXAFS測定が可能です。
問い合わせ:
北島義典
yoshinori.kitajima@kek.jp