PFおよびPF-ARでは1年度を3ブロック(4〜6月期、10〜12月期、1〜3月期)に区切ってビームタイム配分を行います。ビームタイムの配分申請と配分連絡、実際のビームタイムの関係はおおよそ以下のようになります。
|
|
配分要求 |
配分連絡 |
ビームタイム |
|
[1] |
2月上旬 |
2月末〜3月初 |
4〜6月期 |
[2] |
8月上旬 |
8月中〜下旬 |
10〜12月期 |
[3] |
11月中旬 |
11月末〜12月初 |
1〜3月期 |
|
実験課題の採択時期によっては、上記のStep 1〜4の手続きと平行(に先行)してビームタイム配分要求を行うことになる場合があります。
ビームタイムの配分要求は実験ステーション毎に個別に行います。実験ステーション担当者の指示に従ってください。
|
|
|
|
XAFS実験の場合(BL-9A, 9C, 12C, NW10A, NW2A) |
|
実験ステーション担当者から電子メールでの連絡をしますが、ビームタイムの配分要求として「実験計画書」の提出をお願いいたします。詳細は下記のURLを参照してください。
BL-9A, 9C, 12C, NW2A, NW10Aでの実験:http://pfxafs.kek.jp/
|
|
|
|
|
イメージング実験の場合(BL-14B, 14C, NE7A) |
|
実験ステーション担当者から連絡をしますので、その指示に従ってください。
|
|
|
|
|
XRF/マイクロビーム実験の場合(BL-4A) |
|
実験ステーション担当者から連絡をしますので、その指示に従ってください。
|
|
Step 5 試料・化学薬品等持ち込み・使用届の提出【研究責任者(または代理者)、必須】 |
|
閉鎖された実験ホール内での化学安全を保つため、各実験者が持ち込む試料や化学薬品についてPFの化学安全担当者が確認するための書類です。また、この届は実験ステーションに掲示していただくことにより、周囲への安全喚起に用います。配分された全ビームタイム毎に、ビームタイムの2週間前までに提出してください。
1. 支援システムへログイン
2. 「責任者処理」−「責任者用・申請書出力」
3. 用務(施設利用 フォトンファクトリーの産業利用)を選択
4. 用務詳細で該当課題番号を選択
5. 検索ボタンをクリック
該当実験課題に関して研究責任者として申請可能な申請書がリストアップされます。
6. 該当ビームタイムの試料・化学薬品持込の登録ボタンをクリック
7. 試料・化学薬品等持ち込み・使用届に必要事項を入力
画面右上のHELPを参照のこと
持ち込み期間:ビームタイム期間+α程度
数量:気体の場合は圧力と容積の両方
無害・可燃性・毒性などについてはここやここを参照
試料名等の<非公開希望>に関しては下記を参照
8. 登録ボタンをクリックして提出
|
PFおよびPF-ARでの化学安全並びに試料・化学薬品等持ち込み・使用届に関しましては、必ずこことここをご一読ください。
提出された試料・化学薬品等持ち込み・使用届の実験ホールへの掲示についてはここをご覧下さい。
ビームタイム期間以外での試料や化学薬品等の持ち込み・使用に関しましては担当者へお問合せください。
|
|
試料名などの<非公開希望>について【先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業または施設利用限定】
|
A. 研究責任者名を非公開としたい場合
最も上の試料「名称」欄に責任者名非公開希望と記入
試料・薬品等は2段目以降に記入
B. 試料・薬品等を非公開としたい場合
上から順に公開しても良い試料・薬品を記入
非公開を希望する試料・薬品では「その他」の欄に非公開希望と記入
非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
試料・化学薬品等持ち込み・使用届関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断し、可能な場合は試料名等を削除した届を用意してそれを掲示して頂きます。責任者名を非公開にしたい場合には、それも省いた書類を用意します。
試料、薬品によっては使用法等について担当者による確認を行う場合があり、実験内容によっては無人運転の禁止等が指示されます。
担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあることをご了承ください。
|
|
|
担当者によって確認された試料・化学薬品等持ち込み・使用届のコピーが実験ホール入口付近に用意されます。
各ユーザーの方は自分のものを取り出して、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に貼り出して下さい。
|
Step 6 加熱昇温装置等使用届の提出【使用する場合には必須】 |
|
実験者側で準備する加熱あるいは昇温するための実験装置を使用する場合に、火災等に対する安全確保のために提出していただく書類です。ビームタイム中は実験ホールに掲示して頂きます。加熱昇温装置の使用毎に、使用の2週間前までに提出してください。
1. 支援システムへログイン
2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務」
Step 1で申請した実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 該当ビームタイムの加熱昇温装置使用届けの登録ボタンをクリック
5. 加熱昇温装置等使用届に必要事項を入力
画面右上のHELPを参照のこと
装置使用期間:ビームタイム期間+α程度
本届けについてはここやここを参照
加熱昇温装置使用の<非公開希望>に関しては下記を参照
6. 登録ボタンをクリックして提出
|
加熱昇温装置等使用届に関しましては、必ずこことここをご一読ください。
ビームタイム期間以外での加熱昇温装置の使用に関しましては担当者へお問合せください。
|
|
加熱昇温装置使用届の<非公開希望>について【先端研究施設共用促進事業または施設利用限定】 |
末尾の「その他コメントなどがあればご記入ください」欄に非公開希望と記入
非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
加熱昇温装置関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断します。担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあります。
非公開が認められた場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に「加熱昇温装置使用中」のステッカー(掲示板の裏面にあります)を掲示してください。これにより、加熱昇温装置の詳細や使用条件等を非公開とすることができます。
|
|
|
担当者によって確認された加熱昇温装置使用届は、(a)スタッフ(または運転当番)対応、(b)ユーザー対応に分類され、申請者へは電子メールで連絡されます。
非公開を希望しない場合には、加熱昇温装置使用届のコピーとチェックシートが実験ホール入口付近に用意されますので、各ユーザーの方は自分のものを取り出して下さい。
非公開希望の場合には、加熱昇温装置使用届のコピーとチェックシートは担当者が保管していますので、運転当番に連絡し、担当者から受け取ってください。
スタッフ(または運転当番)対応の場合には、装置を運転できる状態にして担当スタッフ(または運転当番)へ連絡してください。担当スタッフ(または運転当番)が装置の状態等を現場で確認します。
ユーザー対応の場合には、チェックシートに従って装置の状態をご自分で確認してください。その上で、運転当番へ連絡してください。
加熱昇温装置使用届が非公開でない場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に加熱昇温装置使用届(担当者または運転当番のサイン入り)を掲示をしてください。
|
Step 7 特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の提出【使用する場合には必須】 |
|
PFでは独自のガイドラインに該当する可燃性ガス、毒性ガス、特殊材料ガスをまとめて特殊ガスと称し、その使用を届けていただくこととしています。これは、閉鎖された実験ホール内での特殊ガス使用に対する安全を保ち、周囲への安全喚起を促すために実験ホールへ掲示されます。特殊ガスを使用する全ビームタイム毎に、ビームタイムの2週間前までに提出してください。
1. 支援システムへログイン
2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務」
Step 1で申請した実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 該当ビームタイムの特殊ガス使用届の登録ボタンをクリック
5. 特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届に必要事項を入力
使用期間:ビームタイム期間+α程度
数量:圧力と容積の両方を明記すること
本届けについてはここやここ
特殊ガス使用の<非公開希望>に関しては下記を参照
6. 登録ボタンをクリックして提出
|
PFおよびPF-ARでの特殊ガスの使用に関しましては、必ずガイドラインとこことここをご一読ください。
ビームタイム期間以外での特殊ガスの使用に関しましては担当者へお問合せください。
|
|
特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の<非公開希望>について【先端研究施設共用促進事業または施設利用限定】 |
A. 研究責任者名を非公開としたい場合
最も上のガス「名称」欄に責任者名非公開希望と記入
使用するガスは2段目以降に記入
B. ガス名を非公開としたい場合
上から順に公開しても良いガスを記入
非公開を希望するガスでは「名称」の欄にガス名(非公開希望)と記入
非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断し、可能な場合はガス名等を削除した届を用意してそれを掲示します。責任者名を非公開にしたい場合には、それも省いた書類を用意します。
担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあることをご了承ください。
|
|
|
特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガスの使用においては、実験を開始できる状況で担当者による現場チェックを行います。担当者によるチェックよりも前は決して特殊ガスを使用しないでください。担当者によるチェックの日時については、使用届を提出した後、担当者と電子メールで必ず打ち合わせてください。
PFで保管する特殊ガスを保管庫(常時施錠)から持ち出すには必ず特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の提出が必要です。その上で、当日、運転当番へ連絡して特殊ガス保管庫から目的のガスを持ち出してください。
特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届が非公開でない場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に、責任者の氏名・連絡先、使用するガスの種類・有害性などについて他人にもよく分かる見やすい標識を掲示して下さい。
|