先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業「フォトンファクトリーの産業利用促進」
利用マニュアル
PF、PF-ARで実験を行うための手続き
 「フォトンファクトリーの産業利用促進」事業によりPFあるいはPF-ARを利用して実験を行う場合、あらかじめ行っていただく幾つかの手続きがあります。ここでは、実験課題の採択後からビームタイム(PFあるいはPF-ARでの実験)までの間に行うべき手続き等を説明します。実際の手続きは、共同利用者支援システム (以下、支援システム)経由で行っていただきます。
  1. 全メンバーが課題採択時に行うべき手続き
  2. 研究責任者が課題採択時に行うべき手続き
  3. ビームタイムの配分申請のための手続き
  4. 研究責任者(または代理者)が各ビームタイム前に行うべき手続き
  5. 全メンバーが年度更新で行うべき手続き(複数年度にまたがる実験課題の場合)
  6. 研究責任者が年度更新で行うべき手続き(複数年度にまたがる実験課題の場合)
  7. 来所時の注意事項
  8. 有用情報へのリンク
                                                       元のページへ戻る
 1. 全メンバーが課題採択時に行うべき手続き
 Step 1 共同利用者支援システムでのユーザー登録 または 未登録実験研究用務への承諾書入力【各人、必須】
 以下、支援システムへの登録手順を示します。

まだユーザー登録をしていない方 既にユーザー登録をしている方

1. 支援システムtop画面から新規ユーザー登録

2. 「承諾書兼ユーザー登録届を申請入力」をクリック

3. ページ下部の同意するボタンをクリック

4. ユーザー新規登録画面で必要事項を入力

用務年度:該当年度
用務グループ:つくば/共同利用実験・共同研究・協定研究・施設利用
用務:施設利用 フォトンファクトリーにおける産業利用促進

用務詳細(課題番号):実験課題の課題番号を記入
責任者:課題申請書記載の研究責任者
受入期間:実験課題の有効期間(注)
放射線作業:あり
立入場所:PF、PF-AR
申請書の種別:承諾書兼ユーザー登録届
(注)登録は年度単位ですので、有効期間が年度をまたがる課題の場合、受入期間は3月31日までと登録しておき、残りの期間については年度の替わり目
の時期(3月〜4月)に改めて登録して下さい。

5. 確認画面ボタンをクリックして先へ進む

新規ユーザー登録が申請されると、ユーザーズオフィスにおいて用務等の確認を行った後、不備がなければ初期パスワードが書かれた電子メールが送信される。
6. 支援システムへログイン、パスワード変更(48時間以内)

1. 支援システムへログイン

2. 「利用申請手続」−「未登録の実験・研究用務への承諾書入力」

用務年度:該当年度
用務グループ:つくば/共同利用実験・共同研究・協定研究・施設利用
用務:施設利用 フォトンファクトリーにおける産業利用促進
用務詳細(課題番号):実験課題の課題番号を記入
責任者:実験課題の責任者
受入期間:実験課題の有効期間(注)
放射線作業:あり
立入場所:PF、PF-AR
(注)登録は年度単位ですので、有効期間が年度をまたがる課題の場合、受入期間は3月31日までと登録しておき、残りの期間については年度の替わり目の時期(3月〜4月)に改めて登録して下さい。

3. 申請ボタンをクリックして先へ進む

ユーザーズオフィスにおいて用務等の確認を行った後、不備がなければ申請を受理する電子メールが送信される。
   
   

該当の実験課題に参加する全メンバーがこの手続きを行ってください。
この手続きは実験課題毎に行わなければならないことに注意してください。
Step 2以降の手続きは、上記の手続きが完了(ユーザーズオフィスからの受理メールを受信)した後に行ってください。

 Step 2 放射線作業従事承諾書(様式第10号)の提出【各人、必須】
 PFおよびPF-AR(放射線管理区域)で実験を行うためには、ご所属で放射線業務従事者として認定され、必要な教育や健康診断、被曝管理がなされている必要があります。所属機関がその認定を証明し、PFおよびPF-ARでの実験(放射線作業)への参加を所属機関が承諾したことを証明する書類です。

1. 支援システムへログイン

2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務」
Step 1で申請した実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 放射線作業従事承諾書(様式10)の登録ボタンをクリック

5. 下記事項を入力
   主な作業内容:加速器利用
   利用施設名:PF、PF-AR
   作業期間:本書類を所属機関が発行できる日 〜 その年度の3月31日
   機構内受入区分:施設利用者
        所属実験グループ:実験グループ名は課題番号(または受理番号)

6. 所属機関代表者と放射線取扱主任者欄は空欄のまま登録ボタンをクリックして先へ進む

7. 3で表示される画面へ戻る
3の時点では放射線作業従事承諾書(様式10)には登録ボタンしか表示されていなかったが、この時点では再登録ボタンと印刷ボタンに変わっているはずです。
8. 放射線作業従事承諾書(様式10)の印刷ボタンをクリック
入力した内容に従って様式第10号が別ウィンドウで表示されますので、その画面を印刷してください。
9. 印刷した様式第10号に登録者が捺印します。

10. 所属機関代表者(責任者)欄に必要事項を記入の上、印を受けます。

11. 放射線取扱主任者欄に必要事項を記入の上、印を受けます。
ご所属に放射線取扱主任者が居なくても放射線業務従事者として認定されている場合があります。その場合は、(a) 法令で定める放射線に関する安全教育を施していること、(b) 放射線に関する健康診断を定期的に行っていること、(c) フィルムバッジ等によって放射線被曝の管理を行っていることの3点を、ご所属の責任者が証明する証明書(責任者印が必要、書式は自由)が別途必要となります。
ご所属で放射線業務従事者として認定されていない場合には、その認定業務を請け負う会社があります。例えば、株式会社千代田テクノル東京ニュークリア・サービス株式会社、株式会社トータルマネジ(Tel: 03-5804-4704)などにお問い合せください。

登録者自身の捺印、所属責任者の捺印、放射線取扱主任者の捺印(または対応する証明書(所属責任者捺印)の添付)が完了したら、その書類を下記宛に郵送してください。
〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1
高エネルギー加速器研究機構 放射線科学センター事務室

KEKでの放射線作業に関する手続き等に関しましてはhttp://rcwww.kek.jp/user/top.htmlもご参照ください。

この書式は参加メンバー各人がそれぞれ提出する必要があります。また、この書式の有効期限は該当年度の3月31日までですので、年度をまたぐ実験課題の場合には更新手続きが必要となります。

 2. 研究責任者が課題採択時に行うべき手続き
 Step 3 誓約書の提出【研究責任者、必須】
 PFおよびPF-ARで実験を行うにあたって、KEKの規程その他の関係法令を尊守するとともに管理・安全のために発する指示に従うことを誓約して頂くための書類です。

1. 支援システムへログイン

2. 「責任者処理」−「責任者用・申請書出力」

3. 用務(施設利用 フォトンファクトリーの産業利用)を選択

4. 用務詳細で該当課題番号を選択

5. 検索ボタンをクリック
該当実験課題に関して研究責任者として申請可能な申請書がリストアップされます。
6. 誓約書の登録ボタンをクリック

7. 誓約書に必要事項を入力
   利用施設名:PF、PF-AR

8. 登録ボタンをクリックして先へ進む

この誓約書は1課題に対して採択時に1通のみ必要です(年度更新は不要)。

 Step 4 共同利用実験者登録届兼放射線従事願(様式第9-2号)の提出【研究責任者、必須】
1. 支援システムへログイン

2. 「責任者処理」−「責任者用・申請書出力」

3. 用務(施設利用 フォトンファクトリーの産業利用)を選択

4. 用務詳細で該当課題番号を選択

5. 検索ボタンをクリック
該当実験課題に関して研究責任者として申請可能な申請書がリストアップされます。
6. 共同利用実験者登録届兼放射線従事願の登録ボタンをクリック

7. 共同利用実験者登録届兼放射線従事願に必要事項を入力
利用施設名:PF、PF-AR
放射線作業期間:一般的には本書式の申請日 〜 該当年度の3月31日
実験従事者名欄には上記のStep 1で用務登録した参加メンバーの一覧が表示されます(その時点でStep 1が完了していないメンバーは一覧表示されません)。全メンバーが表示されている(Step 1を完了している)ことを確認してください。
8. 登録ボタンをクリックして先へ進む

この書式の有効期限は該当年度の3月31日までですので、年度をまたぐ実験課題の場合には更新手続きが必要となります。

 3. ビームタイムの配分申請のための手続き
PFおよびPF-ARでは1年度を3ブロック(4〜6月期、10〜12月期、1〜3月期)に区切ってビームタイム配分を行います。ビームタイムの配分申請と配分連絡、実際のビームタイムの関係はおおよそ以下のようになります。

配分要求 配分連絡 ビームタイム

[1] 2月上旬 2月末〜3月初 4〜6月期
[2] 8月上旬 8月中〜下旬 10〜12月期
[3] 11月中旬 11月末〜12月初 1〜3月期

実験課題の採択時期によっては、上記のStep 1〜4の手続きと平行(に先行)してビームタイム配分要求を行うことになる場合があります。

ビームタイムの配分要求は実験ステーション毎に個別に行います。実験ステーション担当者の指示に従ってください。

XAFS実験の場合(BL-9A, 9C, 12C, NW10A, NW2A)
実験ステーション担当者から電子メールでの連絡をしますが、ビームタイムの配分要求として「実験計画書」の提出をお願いいたします。詳細は下記のURLを参照してください。
  BL-9A, 9C, 12C, NW2A, NW10Aでの実験:http://pfxafs.kek.jp/

イメージング実験の場合(BL-14B, 14C, NE7A)
実験ステーション担当者から連絡をしますので、その指示に従ってください。

XRF/マイクロビーム実験の場合(BL-4A)
実験ステーション担当者から連絡をしますので、その指示に従ってください。

 4. 研究責任者(または代理者)が各ビームタイム前に行うべき手続き
 Step 5 試料・化学薬品等持ち込み・使用届の提出【研究責任者(または代理者)、必須】
 閉鎖された実験ホール内での化学安全を保つため、各実験者が持ち込む試料や化学薬品についてPFの化学安全担当者が確認するための書類です。また、この届は実験ステーションに掲示していただくことにより、周囲への安全喚起に用います。配分された全ビームタイム毎に、ビームタイムの2週間前までに提出してください。

1. 支援システムへログイン

2. 「責任者処理」−「責任者用・申請書出力」

3. 用務(施設利用 フォトンファクトリーの産業利用)を選択

4. 用務詳細で該当課題番号を選択

5. 検索ボタンをクリック
該当実験課題に関して研究責任者として申請可能な申請書がリストアップされます。
6. 該当ビームタイムの試料・化学薬品持込の登録ボタンをクリック

7. 試料・化学薬品等持ち込み・使用届に必要事項を入力
   画面右上のHELPを参照のこと
   持ち込み期間:ビームタイム期間+α程度
   数量:気体の場合は圧力と容積の両方
   無害・可燃性・毒性などについてはここここを参照
   試料名等の<非公開希望>に関しては下記を参照

8. 登録ボタンをクリックして提出

PFおよびPF-ARでの化学安全並びに試料・化学薬品等持ち込み・使用届に関しましては、必ずここここをご一読ください。

提出された試料・化学薬品等持ち込み・使用届の実験ホールへの掲示についてはここをご覧下さい。

ビームタイム期間以外での試料や化学薬品等の持ち込み・使用に関しましては担当者へお問合せください。

試料名などの<非公開希望>について【先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業または施設利用限定】
A. 研究責任者名を非公開としたい場合
   最も上の試料「名称」欄に責任者名非公開希望と記入
   試料・薬品等は2段目以降に記入

B. 試料・薬品等を非公開としたい場合
   上から順に公開しても良い試料・薬品を記入
   非公開を希望する試料・薬品では「その他」の欄に非公開希望と記入

非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
試料・化学薬品等持ち込み・使用届関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断し、可能な場合は試料名等を削除した届を用意してそれを掲示して頂きます。責任者名を非公開にしたい場合には、それも省いた書類を用意します。
試料、薬品によっては使用法等について担当者による確認を行う場合があり、実験内容によっては無人運転の禁止等が指示されます。
担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあることをご了承ください。

担当者によって確認された試料・化学薬品等持ち込み・使用届のコピーが実験ホール入口付近に用意されます。
各ユーザーの方は自分のものを取り出して、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に貼り出して下さい。

 Step 6 加熱昇温装置等使用届の提出【使用する場合には必須】
 実験者側で準備する加熱あるいは昇温するための実験装置を使用する場合に、火災等に対する安全確保のために提出していただく書類です。ビームタイム中は実験ホールに掲示して頂きます。加熱昇温装置の使用毎に、使用の2週間前までに提出してください。

1. 支援システムへログイン

2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務」
Step 1で申請した実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 該当ビームタイムの加熱昇温装置使用届けの登録ボタンをクリック

5. 加熱昇温装置等使用届に必要事項を入力
   画面右上のHELPを参照のこと
   装置使用期間:ビームタイム期間+α程度
   本届けについてはここここを参照
   加熱昇温装置使用の<非公開希望>に関しては下記を参照

6. 登録ボタンをクリックして提出

加熱昇温装置等使用届に関しましては、必ずここここをご一読ください。

ビームタイム期間以外での加熱昇温装置の使用に関しましては担当者へお問合せください。

加熱昇温装置使用届の<非公開希望>について【先端研究施設共用促進事業または施設利用限定】
   末尾の「その他コメントなどがあればご記入ください」欄に非公開希望と記入

非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
加熱昇温装置関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断します。担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあります。
非公開が認められた場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に「加熱昇温装置使用中」のステッカー(掲示板の裏面にあります)を掲示してください。これにより、加熱昇温装置の詳細や使用条件等を非公開とすることができます。

担当者によって確認された加熱昇温装置使用届は、(a)スタッフ(または運転当番)対応、(b)ユーザー対応に分類され、申請者へは電子メールで連絡されます。
非公開を希望しない場合には、加熱昇温装置使用届のコピーとチェックシートが実験ホール入口付近に用意されますので、各ユーザーの方は自分のものを取り出して下さい。
非公開希望の場合には、加熱昇温装置使用届のコピーとチェックシートは担当者が保管していますので、運転当番に連絡し、担当者から受け取ってください。

スタッフ(または運転当番)対応の場合には、装置を運転できる状態にして担当スタッフ(または運転当番)へ連絡してください。担当スタッフ(または運転当番)が装置の状態等を現場で確認します。

ユーザー対応の場合には、チェックシートに従って装置の状態をご自分で確認してください。その上で、運転当番へ連絡してください。

加熱昇温装置使用届が非公開でない場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に加熱昇温装置使用届(担当者または運転当番のサイン入り)を掲示をしてください。

 Step 7 特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の提出【使用する場合には必須】
 PFでは独自のガイドラインに該当する可燃性ガス、毒性ガス、特殊材料ガスをまとめて特殊ガスと称し、その使用を届けていただくこととしています。これは、閉鎖された実験ホール内での特殊ガス使用に対する安全を保ち、周囲への安全喚起を促すために実験ホールへ掲示されます。特殊ガスを使用する全ビームタイム毎に、ビームタイムの2週間前までに提出してください。

1. 支援システムへログイン

2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務」
Step 1で申請した実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 該当ビームタイムの特殊ガス使用届の登録ボタンをクリック

5. 特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届に必要事項を入力
   使用期間:ビームタイム期間+α程度
   数量:圧力と容積の両方を明記すること
   本届けについてはここここ
   特殊ガス使用の<非公開希望>に関しては下記を参照

6. 登録ボタンをクリックして提出

PFおよびPF-ARでの特殊ガスの使用に関しましては、必ずガイドラインここここをご一読ください。

ビームタイム期間以外での特殊ガスの使用に関しましては担当者へお問合せください。

特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の<非公開希望>について【先端研究施設共用促進事業または施設利用限定】
A. 研究責任者名を非公開としたい場合
   最も上のガス「名称」欄に責任者名非公開希望と記入
   使用するガスは2段目以降に記入

B. ガス名を非公開としたい場合
   上から順に公開しても良いガスを記入
   非公開を希望するガスでは「名称」の欄にガス名(非公開希望)と記入

非公開希望とされた届けについては、以下のように取り扱われます。
特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス関連の担当者が非公開可能であるかどうかを判断し、可能な場合はガス名等を削除した届を用意してそれを掲示します。責任者名を非公開にしたい場合には、それも省いた書類を用意します。
担当者によって非公開が不可能と判断がなされた時には実験が行えない場合もあることをご了承ください。

特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガスの使用においては、実験を開始できる状況で担当者による現場チェックを行います。担当者によるチェックよりも前は決して特殊ガスを使用しないでください。担当者によるチェックの日時については、使用届を提出した後、担当者電子メールで必ず打ち合わせてください

PFで保管する特殊ガスを保管庫(常時施錠)から持ち出すには必ず特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届の提出が必要です。その上で、当日、運転当番へ連絡して特殊ガス保管庫から目的のガスを持ち出してください。

特殊(可燃性・毒性・特殊材料)ガス使用届が非公開でない場合には、実験ステーションの通路側にある「ビームライン使用状況掲示板」に、責任者の氏名・連絡先、使用するガスの種類・有害性などについて他人にもよく分かる見やすい標識を掲示して下さい。

 5. 全メンバーが年度更新で行うべき手続き(複数年度にまたがる実験課題の場合)
 Step 8 登録済み実験・研究用務の承諾書の更新【各人、必須】
 既に登録されている該当実験課題の用務を継続するための更新手続きです。この更新手続きは2月中旬〜4月末の期間にのみ可能です。その期間を過ぎた場合には、Step 1の「既にユーザー登録をしている方」の方法で未登録の実験・研究用務への承諾書の再入力をしてください。

1. 支援システムへログイン

2. 「利用申請手続」−「登録済み実験・研究用務の年度更新」
年度更新が可能な実験・研究用務(=実験課題)がリストアップされます。
3. 該当課題番号の詳細手続きボタンをクリック
該当課題に関する申請可能な申請書がリストアップされます。
4. 更新手続きを行う実験・研究用務の選択チェックボックスをチェック

5. 画面下部の確認・承諾事項を読み、「確認・承諾事項に同意します」のチェックボックスをチェック

6. 年度更新ボタンをクリック


該当の実験課題に参加する全メンバーがこの手続きを行ってください。Step 9以降の手続きは、上記の手続きが完了した後に行ってください。

 Step 9 放射線作業従事承諾書(様式第10号)の提出【各人、必須】
 PF(放射線管理区域)で実験を行うためには、ご所属で放射線業務従事者として認定され、必要な教育や健康診断、被曝管理がなされている必要があります。所属機関がその認定を証明し、PFでの実験(放射線作業)への参加を所属機関が承諾したことを証明する書類です。

 Step 2と同様の手続きで提出してください。但し、Step 8の手続きが終了した後、3月下旬頃から申請書への入力が可能となります。
 6. 研究責任者が年度更新で行うべき手続き(複数年度にまたがる実験課題の場合)
 Step 10 共同利用実験者登録届兼放射線従事願(様式第9-2号)の提出【研究責任者、必須】
 Step 4と同様の手続きで提出してください。但し、実験に参加する全メンバーがStep 9を完了した後で行ってください。

 7. 来所時の注意事項
  • 所属機関で使っている個人線量計(フィルムバッジやルクセルバッジ等)を必ず持参して下さい。

  • KEKのつくばキャンパスへ入構する場合には、最初にインフォメーションセンター(KEKつくばキャンパスマップ参照)で入構手続きを行ってください。

  • 実験ホール(放射線管理区域)への入域手続はPFリング、PF-ARリング共にPF光源棟入口の監視員室で行ないます。PF-AR実験ホールで作業をするユーザーはPF光源棟監視員に「PF-AR実験ホールで作業をする」旨を告げてTLDバッジおよびIDカードを借りて下さい。PF-AR用のIDカードではPF実験ホールにも入ることができますが、PF用のカードではPF-ARに入ることはできません。
  • PF光源棟監視員室は、PF研究棟とPF光源棟をつなぐ1階廊下の突き当り、PF光源棟への入口手前左手にあります。
  • 実験中は、貸し出されたTLDバッジと所属機関で使用している個人線量計の両方を必ずつけてください。

  • 実験が終了したときには、必ずIDカードとTLDバッジをPF光源棟監視員室に返却して下さい。

  • 年度内で初めて来所された際には、共同利用者の方に実験上での安全について正しく認識していただくための「安全講習ビデオ」を視聴して頂きます(監視員から指示がありますので、それに従ってください)。視聴後には指定の用紙に署名して下さい。

  • 実験中は、連絡先、試料・化学薬品等持ち込み・使用届のコピー、加熱昇温装置使用届、特殊ガス使用届などを掲示してください。

  • 運転当番やPFスタッフの指示には必ず従ってください。不明なこと等は、実験ステーションの担当者または運転当番(PHS:4209)に問い合わせてください。

  • 実験終了時にはビームタイム利用記録を提出してください。ビームタイム利用記録の記入・提出はwebからの入力となります。

  • PFリングの入射は通常、毎朝9:00から行われます。PF-ARは10時と22時の2回入射します。但し、運転の状況によって入射時刻を変更することもあります。

  • 実験ホール内での飲食、喫煙は厳禁です。飲食物の持ち込みも禁止されています。

  • ご所属からPFあるいはPF-ARへ宅配便等で物品を送る時は、受取人を明記し、発払いとして下さい(宛名は、〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1、高エネルギー加速器研究機構 PF事務室気付 BL-○○○(ステーション名)+ 受取者名、PF-ARへの送付の場合は、 PF事務室気付PF-AR共同研究棟 N○○○(ステーション名)+受取者名 、としてください)。同時に発送便に関する情報を メールアドレス: に送ってください(詳細はホームページでご確認ください)。特に大型の物品についてはステーション担当者と事前に連絡をとって下さい。

  • 物品をご所属へ送り返す為に宅配便を利用する場合は着払いとし、放射光事務室(PF研究棟2階)へ申し込んで下さい。宅配便用の伝票は事務室前にあります。伝票は荷物に貼らずに荷物の上に置いて下さい。

 8. 有用情報へのリンク
                                  元のページへ戻る

Page Administrator: Nobufumi Atoda
Last update 2009/12/04