2019S2-002
X線顕微鏡を中心とした航空機材料の機能マッピング

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●基本情報
 ●実験責任者:木村 正雄(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所)
 ●課題有効期間:2019/4〜2022/3
 ●実験ステーション:AR-NW2A,19A/B,15A1,9A,9C,12C,AR-NW10A,8A
●関連課題:2016S2-001(多次元マルチスケール計測による航空機用構造材料の耐熱性・耐環境性向上のための材料へテロ構造因子の解明)
      2015S2-002(航空機用構造材料の耐熱性・耐環境性向上のための材料へテロ構造因子解明)

●課題の概要
 ここ数年間PFにて整備を進めてきたX線顕微鏡法を中心とした手法を複合的に活用し、材料の組織(2D or 3D)と化学状態(1D)を機能発現下でのin situ & operando観察(時間, 1D)(=これを4D/5D観察と称する)を行い、機能を発現する空間的部位を特定・可視化する機能マッピングの高度化研究を行う。
 対象として取り組む航空機用材料での成果だけでなく、PFでのX線顕微鏡法を中心とした機能マッピングの基盤整備が期待される。期待される主な成果は以下の通り。
(1)X線顕微法(XAFS-CT, STXM, XAS/XF/XRD二次元マッピング)を中心に複合的な手法を活用した機能マッピングのための計測技術の確立
(2)機能マッピングにより航空機用材料(CFRP, EBC, LIB)の破壊や劣化の最初期の組織と化学状態の不均一性の因子解明(き裂や劣化が どこで, いつ 発生するか?)
(3)X線顕微法で得られたデータを解析するための基盤整備

●成果発表
 ●論文


 ●PF Activity Report

 ●PFシンポジウム

 ●その他