2020S2-001
有機エレクトロニクス材料開発のための構造物性

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●基本情報
 ●実験責任者:熊井 玲児(PF)
 ●課題有効期間:2020/4〜2023/3
 ●実験ステーション:8A, 8B, 7C, AR-NE1A, 4C, 3A
 ●関連課題:2017S2-001(外場および次元性による分子性固体の構造と物性の制御)
       2014S2-001(有機分子集合体の物性発現機構の解明とその最適化のための構造物性研究)
       2010S2-004(分子性結晶における構造物性研究 -外場下における物性と構造-)
       2009S2-003(精密構造解析を中心とした強相関電子物質の物性発現機構の解明)
       2006S2-005(軌道放射光を用いた強相関電子材料の構造解析による物性発現機構の研究)

●課題の概要
 有機分子集合体の物性は、分子そのものがもつ性質に加えて、分子間の相互作用によって大きく変化する。有機分子集合体は、それらが示す多彩な物性から、学術的な観点のみならず、近年応用面でも注目されている。一方で、その集合様式の予測が容易ではないため、新規材料の探索における分子設計には大きな困難が伴う。本申請課題では、新規材料探索のために、データ科学、計算科学と実験科学を融合させ、理論的に得られた構造・機能予測をもとに提案され、実際に合成された材料の構造決定を行い、試料作成および新たな分子設計へフィードバックを行うとともに、得られた構造的知見を迅速にデータ科学・計算科学へフィードバックする体制を作成することを目指す。このサイクルを効率よくすすめることで、新規有機エレクトロニクス材料の探索を加速することが期待される。

●成果発表
 ●論文



 ●PFシンポジウム