担当者:阿部 仁
2010年8月30日更新
初めに
常時シングルバンチ運転がなされているPF-ARの大強度パルスX線特性を生かす時分割XAFSビームラインがNW2Aで、単発現象の追跡に適したDispersive XAFS(DXAFS)装置が設置されています。また、PF-ARが6.5 GeVのリングである点を生かした高エネルギーXAFS実験ステーションとしてNW10Aがあり、同時に8 keV程度以上のエネルギーでのQuick XAFS(QXAFS)測定モードも整備しています。また、PFのXAFSステーションにも順次QXAFS測定モードを整備しています。ここでは共同利用研究で時分割XAFS測定ができる実験ステーションを紹介します。
実験ステーションの選択で不明な点があれば、「フォトンファクトリー利用相談窓口」または各実験ステーション担当者へお問い合わせください。なお、1時間程度以上の時間分解能での時分割XAFS測定は通常のXAFS実験ステーションで実行可能です。硬X線領域ならばこちら、軟X線領域ならばこちらをご覧下さい。
問い合わせ:フォトンファクトリー利用相談窓口