PFリング直線部増強計画 
Improvement of the straight sections at the PF ring

 

本計画では、PFリングの既存の直線部を長くし、また新たに4本の短い直線部を作り出すことによって、挿入光源ビームラインの拡充を図ります。
より詳しくは、以下のPFニュース記事をご覧下さい。

2005年3月から9月の間にPF 2.5 GeVリングの改造作業を行うため,2005年度は 4月から6月の実質約2ヶ月の実験時間(実質約2.5ヶ月の運転)が例年より少な くなりました。9月20日から立ち上げ運転を行い、10月18日からユーザー実験を再開しました。詳しいスケジュールは「長期運転スケジュール」のページで、現在の運転状況は「PFコント ロール室」のページで、ご確認下さい。

挿入光源ビームライン増強に関するユーザーズミーティング(8/10)へのリンク


6月17日−短周期アンジュレータ#17の設置 詳細はこちら

June 17, 2005 

AR北棟の実験室で磁場調整と真空封止を完了した短周期アンジュレータ#17が6月17日にリング内に搬入され、B16-B17間の短直線部に設置されました。6月20日と21日の2日間で精密アライメントを行い、その後リングのビームダクトに接続されます。



直線部増強計画によるPFリング
増強される直線部のリスト
直線部 長さ[m] ビームライン(現状) 備考
B01-B02 5.0→9.0 BL-2(U)  
B15-B16 BL-16(U/MPW)  
B03-B04 4.3→5.7 RF及びBL-4(B) RFあり
B17-B18 RF及びBL-18(B)
B13-B14 BL-14(VW)  
B27-B28 BL-28(HU/EMPW)  
B04-B05 3.7→5.1 BL-5(MPW)  
B18-B19 BL-19(U)  
B12-B13 BL-13(U/MPW)  
B26-B27 入射点及びBL-27(B) 入射点あり
B02-B03 新規1.4 BL-3(B)  
B16-B17 BL-17(mPU)建設中  
B14-B15 BL-15(B)  
B28-B01 BL-1(B)  


 

 

Short Gap Undulatorで得られるスペクトル例。

周期長16mmの場合、5次光で12keV付近をカバーできる。

 

Last modified 2005-10-19 by