真空紫外・軟Ｘ線固体分光実験

２０１４年　８月１７日更新

ＰＦには、真空紫外線・軟Ｘ線領域を利用できる実験ステーションが多数あります（実験ステーションリストをご覧下さい）。ここでは、固体分光実験を行うことのできる実験装置・ステーションを紹介しますが、実験装置を持ち込めば、これ以外のステーションでも様々な実験が可能です。

光電子分光

アンジュレータを光源とするBL-28A/B（30 - 300 eV）が、あります。BL-28AにはSCIENTA SES2002電子分光器を用いた高分解能の角度分解光電子分光実験が可能です。BL-28Bは、装置を持ち込んでの利用になります。

BL-13A/B（30 - 1600 eV）にもSCIENTA SES200が設置されており、光電子分光実験が可能です。

BL-3B（10 - 280 eV）は、角度分解光電子分光実験装置ARPESII専用実験ステーションです。

発光分光

軟X線発光分光実験装置をBL-16A等のビームラインに接続することにより、250-1400 eV軟Ｘ線励起の発光分光実験が可能です。

吸収分光

吸収スペクトルの測定に関しては、ほとんどの真空紫外線・軟Ｘ線実験ステーションで行うことが可能です。エネルギー領域に応じてステーションを選んで下さい（軟Ｘ線XAFSのページもご参照下さい）。なお、MCD（磁気円二色性）測定に関してはこちらのページでご案内しています。

問い合わせ：フォトンファクトリー利用相談窓口